甘酒に塩を足したような味がする塩こうじは、お肉を柔らかくしたり、炒め物のタレに使えたりする調味料として人気があります。
そんな人気のある塩こうじは自分で作ることが可能ですが、作る時と利用する時にはいくつかの注意点があります。
これらを知っておけば、塩こうじを最大限に活かせるでしょう。
塩こうじを作る時は水と塩の量に注意しましょう。水の量が少なければ発酵が進まず、逆に多ければ腐敗が進んでしまいます。同じように塩の量も少なければ腐敗し、多ければ塩辛い味になってしまいます。
そうならないように水の量はこうじが浸る位にして、塩の量は35g前後にすると良いでしょう。また、気温が低いと発酵は遅れるので、冬に作る時は20度以上の場所で保管することをおすすめします。そのまま放置しても発酵は進んでいきますが、1日に1回混ぜることで発酵が進みやすくなりますので、一手間を惜しまないようにしましょう。
なお、作る時に使うこうじは、生こうじよりも扱いやすく、簡単に手に入りやすい乾燥こうじをおすすめします。
手間暇かけて作った塩こうじを最大限に活かしたいなら、なるべく漬ける工程がある料理に使うことをおすすめします。何故なら、こうじは60度以上の熱が加わると酵素が変化し、タンパク質やデンプンを分解できなくなってしまうのです。
塩こうじを漬け込むことで食材は柔らかくなり、美味しく仕上げることができます。もちろん、漬け込みだけでなく調味料として炒め物に入れても問題ありません。
なお、作った塩こうじは雑菌が入らないように、瓶もしくは密閉容器に小分けして保管しましょう。使用する時も清潔なスプーンなどを使って取り出すことで雑菌の侵入を防ぎます。このように保管しておけば約半年もちますが、味や匂いに変化が見られた場合は新しく作りましょう。
塩こうじ作りには、成分や品質にこだわった米こうじを使うことで、さらに美味しくヘルシーになります。
弊社では、国産の玄米や有機米を使った米こうじを通販で提供していますので、塩こうじ作りに是非活かしてください。
また、これらの米のみで作ったノンアルコールの甘酒もあります。甘酒は飲む点滴ともいわれており、栄養が豊富に含まれているので妊娠中の女性やお子様にもぴったりです。